本学において、アトリエブンク プリンシパルアーキテクトの後藤達也氏の講演会がG204教室にて行われました。 講演では氏がアトリエブンク創設初期の作品から現在までの作品を時系列的に追いながら、その時期に何を想いながら設計に向かっていたかを語って頂いた。 その想いには、「形式と自由」という2つの言葉が込められており、形式と自由の間を行ったり来たりしながら設計をしていく。という設計のプロセスを聞くことができた。 そこには、思案と実務設計の大きなギャップがあり、そのギャップから派生して「形式と自由」という言葉が生まれたように思えた。 上手い言葉で表す事はできないが、建築することでの形式とは社会性であり、自由とは私性のようなものなのだろうか。いずれ、私たちが実務的な設計に携わった時に、「形式と自由」の境界線が少しずつでも見えてくるといいな。と講演会の後に、密かに目標を立ててみた。 文責修士1年 安澤,狩原
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