本学において、東京大学で教鞭をとる松村秀一先生の講演会が本学5106教室にて開催されました。 今後の建築は、仕事の形態が今までの状態から変化していくと述べられていました。 日本の建築市場はスクラップ&ビルドによって形成されていましたが、今は建築が住宅の需要数を超えてしまった時代にあるとの事です。 今後の建築の仕事として期待される事業は今あるストラクチャーを活用していくかが問題であると提唱していました。そのひとつとしてコンバージョンやリノベーション・リユースに注目しているとの事でした。
今後の時代は生産者(建築業界者)としての視点ではなく、「今あるものをどうにかしたい」という利用者としての視点から新しい仕事を見つけて生活を組み立てていく時代となるという考えから、今後の自分のスタンスを見つめ直す切っ掛けとなる講演でした。
文責:修士課程2年 渡邉
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