講演者:中山 英之(中山英之建築設計事務所)
本学において、現代建築家の最前線を走る中山英之さんの講演会が5106教室にておこなわれました。
講演では氏が学部時の作品から最新プロジェクトまでの作品の紹介を軸として行われ、その時々においての思想を語って頂きました。
思想とは言っても、重苦しい理念等の説明ではなく、「建築において、どのような事を行えば、人が幸せか」という単純な考えであり、
それは、身近に起こる様々な状況を想像してみる。という、良い方向への想像力の必要性であった。
想像は変化するものであって、色々な状況、環境、人間関係、社会の中で生きていると知らない内に、自分の身の丈に合わない考えや、
時には悪い方向への想像をしてしまう時がある。
しかし、中山氏は、「建築において、どのような事を行えば、人が幸せか」という良い方向への想像をずっと保ち続けていた。
想像ではなく、想像する力が重要であると感じた。
文責:修士課程1年 安澤、修士課程1年 狩原
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