本学において、建築設計のみに留まらず音楽の企画・活動も行う畠中秀幸さんの講演会がG104教室にて開催されました。本年5月に病を患いましたが、順調に回復し今回の講演会がおこなわれました。 畠中さんの建築論「音楽のような建築」について実作を交えて語っていただきました。一般的に建築はハードとして考えられ、音楽はソフトとして考えられています。それをクロスオーバーさせる事で柔軟性(多様性)を持った建築が生まれるのだと言います。建築はハードの側面を持たざるを得ませんが、ソフトな面が無いと飽きられてしまいます。ソフトとハードといった相互関係の重要性を再確認する切掛けとなりました。 また、自身の病気になった事を後悔しておらず、本質存在と実質存在を見つめ直す事が出来たと、逆境をも自らの糧としプラスに考える思考はとても勉強になりました。
文責:修士課程1年 渡邉
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