川口衞構造模型展は、川口衞先生の講演会と連動し、川口衞構造設計事務所において実務設計の中で作成された模型をお借りし開催いたしました。
川口衞先生は「タッチ&フィール (Touch and Feel: 模型に自分の手で力を加え、その手ごたえを感じ取る)」というコンセプトを提唱しておられます。この模型展でも、このコンセプトをもとに、建築の構造について理解を深めていただけるよう、いくつかの模型は実際に触っていただくこととしました。
展示した作品は、講演会のテーマに合わせスポーツ施設を中心に10点展示しました。展示模型の中にはトーナメント載荷による載荷模型やパンタドーム構法の動きが確認できる可動模型など、来場者に実際に触って構造を感じていただけるような模型もあり、来場者も大いに構造について体感することができたようです。
文責:前田 准教授
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