2004 No.11
更新日:2004年11月09日
カテゴリ:SETSUREI Online
2004年度の同窓会や大学で行われたイベント、「母校教育点検報告書」の報告になります。
母校教育点検報告書
現在の教育内容を同窓生の立場(社会人の立場)から検証し、改善点などをアドバイスして欲しいとの大学からの要望を受け、同窓会として今後継続的に母校教育点検を行うこととしました。
今年度は、母校教育点検委員会を設立して母校点検の具体的な方法について検討し、さらに建築学科の教育内容について点検しました。点検は建築学科の現カリキュラムおよび新カリキュラム案を対象とし、建築分野で活躍している卒業生に依頼しました。
平成16年11月9日、建築工学科の教育点検結果をまとめた母校教育点検報告書を作成し、大学に提出いたしました。
母校に大きな期待を寄せている卒業生の意見や要望をとりまとめましたので、今後の教育に役立てて頂ければ幸いと存じます。
報告書をご覧になりたい方は、同窓会アーカイブスにて閲覧できます。
母校教育点検報告書
母校教育点検委員会
H16年度の北海道工業大学同窓会・母校点検委員会は次のメンバーで構成されています。
委員長
・小島 洋一郎(応電1期)苫小牧工業高等専門学校 電子分野の教育研究
副委員長
・若井 久明(建築3期)㈱計画工房 建築設計監理
委員
・市井 竜也(土木8期)㈱近代設計 土木コンサルタント
・伊東 敏幸(建築9期)北海道工業大学 建築学科 建築分野の教育研究
・石田 眞二(土木19期)北海道工業大学 社会基盤工学科 土木分野の教育研究
・平元 理峰(機械システム専攻3期)北海道工業大学 機械システム工学科 機械分野の教育研究
・細川 和彦(建築22期)北海道工業大学 環境デザイン学科 環境分野の教育研究
建築学科を対象とした教育点検の概要
建築学科を対象とした教育点検は、建築関連分野で活躍している建築工学科卒業生17名に対し、現状カリキュラムのシラバスおよび新年度予定カリキュラム案の内容を確認して頂くかたちで行ないました。
点検項目は次の通りです。
1・・・回答者の業務内容など
2-1・・・現状カリキュラムは、現代の技術者養成に対して適切か
2-1-1)専門分野の開講科目(系統を含め)は適切か(追加・削除すべき科目など)
2-1-2)一般教養分野の開講科目は適切か(追加・削除すべき科目など)
2-2・・・各科目で重視すべき具体的な講義・演習テーマ(その理由)
3-1・・・新カリキュラム案の科目設定などは、今後の技術者養成に対して適切か
3-1-1)専門分野の開講科目(系統を含め)は適切か(追加・削除すべき科目など)
3-1-2)一般教養分野の開講科目は適切か(追加・削除すべき科目など)
3-2・・・設計演習を基軸とした科目配置、地域建築の充実、卒業基準の明確化に対する意見
4-1・・・学科全体として行うべき教育イベントの必要性(その具体例)
4-2・・・単位付与・進級・卒業の基準に対する意見・要望
4-3・・・卒業研究の内容や指導方法に関する意見・要望
5-1・・・授業以外の学生指導に関する意見・要望
5-2・・・部下にしたい大卒者の要件
5-3・・・最近卒業した母校卒業生と接して感じること
6・・・上記項目以外の意見・要望
建築学科教育内容の点検者
建築学科の点検は、下表の建築工学科卒業生に行っていただきました。