SETSUREI Online

2004 No.10

更新日:2004年10月27日
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2004年度の同窓会や大学で行われたイベント、「北海道工業大学・北海道工業大学同窓会 定期懇談会(平成16年度)」の報告になります。

北海道工業大学・北海道工業大学同窓会 定期懇談会(平成16年度)

第6回目となる母校との定期懇談会が、10月27日JRタワーホテル日航札幌にて開催されました。
本年度は同窓会の主催で開催され、母校支援に関する同窓会事業について意見交換が行われました。

参加者

<大学側>
 柴田学長、丸山学長補佐、舟根事務局長、木村企画室長、鈴木企画 室主任、高村企画室主任、川上企画室主任、大竹企画室主任、奥野 企画課長、須藤企画係長


<同窓会側>
 小林会長、碇副会長、須合副会長、河野副会長、濱谷副会長、伊東  常任幹事長、石田事務局長、菅原会計

懇談会の内容

■主催者代表として小林会長の挨拶があり、同窓会費徴収などに関わる大学の協力に対して感謝申し上げ、厳しさを増す私立大学環境の中ではあるが大学が萎縮する ことなく発展して欲しいとの要望が述べられた。

■大学代表として柴田学長のご挨拶があり、学生募集などに対する日頃の協力に対するお礼があり、今後も強い連携を維持しつつ大学を支援して欲しいとのお願いが述べられた。

■参加者の紹介が伊東常任幹事長および木村企画室長より行われた。

■同窓会から配布された資料に基づき、小林会長より同窓会事業に関する報告および大学への要望が説明された。

■木村企画室長より、同窓会に対する要望が説明された。

■休憩を挟み、碇副会長の乾盃により懇親しながらの意見交換が行われた。

■最後に丸山学長補佐のご挨拶を頂き、懇談会をお開きとした。

同窓会からの話題提供

1)本年度の事業内容

1-1)母校教育点検
 母校の教育内容を社会で活躍している卒業生に検証して頂き、その改善点を提案することを目的とした母校教育点検事業を本年度から開始した。本事業は継続的に実施することを考え、同窓会内に事業委員会(委員長:小島副会長)を設置し、年度毎に幾つかの学科について実施する方針でスタートした。本年度は建築学科のシラバスを用いた教育点検を実施しており、年内にその報告書を大学へ提出する予定である。

1-2)同窓会奨学金制度の創設
 最終学年に在籍する準会員に対する奨学金制度を創設した。この奨学金は学生部の推薦に基づいて貸与する制度とし、実施開始は本年度3月からを予定している。
 ※大学へのお願い
  同窓会奨学金制度の実施にあたり、この奨学金貸与者として相応しい学生を推薦して欲しい。また、同窓会でも学生活動助成の実施を行っておりますが、大学においても奨学金制度の更なる充実を考えて欲しい。


1-3)母校学生募集の支援
 母校の学生募集を継続的に支援するため、次のことを行った。

 1)OB高校教員を対象とした母校視察会を6月26日を開催し、大学の教育指導内容をPRすると共に母校受験の指導をお願いした。参加者は81名(OB教員22名、本部役員16名、教職員12名、学生31名)であり、今年度は工高出身の学生にも参加して頂いた。
 
 2)KODAIセミナーの開催に合わせて地域懇談会を6月24日および9月4日に開催し、学生募集および就職支援をPRする機会を設けた。参加者は8会場で計94名であった。この懇談会も3年目となり、地域支部の年間行事として定着しており、教職員と地域支部との情報交流の機会として機能しているようである。

 3)卒業生に対し「大学案内」および「コラボ」を配布した。この1年間の配布数は同窓会誌発送時に約6,900部、学科支部および地域支部イベントで約200部である。また、同窓会子女入試案内を約6,900部発送して子女受験を広報した。さらに、総会や釧路支部10周年などで大学広報ビデオを上映した。
 ※大学へのお願い
  入試部と連携しつつ有効な幕政募集支援を実施したいと考えているので、母校視察会や地域懇話会における効果的な募集広報手段の提案や配布資料の提供を継続して頂きたい。

1-4)退職教職員への記念楯贈呈
 母校の教職員として長年勤められて退職された方に対し、教育指導に対する感謝と在職中の功績を讃えて記念楯を贈呈した。また、退職される教職員から卒業生へのメッセージを会誌「雪嶺」および同窓会Webページに掲載した。なお、これらの事業は今後も継続して行く予定である。
 

1-5)同窓会アーカイブスの開設
 同窓会活動を適切に記録すると共に大学および同窓会の歴史的なものを展示し、来学した卒業生などが閲覧・見学できるようなメモリアル空間をPRし、同窓生が立ち寄れるような空間を創り上げる予定である。
 また、図書館には経営工学科支部の寄贈コーナーを設置し、既存学科の証を残すことも行った。

1-6)その他
 1)会費の徴収時期の変更
 同窓会の運営財源となる会費徴収に関し、正会員費を入学時に徴収に変更し、卒後35年経過会員からは継続会費を徴収することとした。入学時徴収への変更に際し、大学関係者の多大なるご協力を頂きましたので、改めて厚く感謝申し上げます。
 なお、同窓会では長期的な会員サービスの継続を考え、その財源を適切に確保(貯蓄)するような会計処理を実施した。
 
 2)役員の交代
 同窓会活動の活性化を考え、本部および支部における役員交代を行いつつある。本部は副会長2名を始めとする役員11名を交代し、各支部においても若手参加を含めた役員交代を徐々に行っている。

 3)支部の活性化
 活動が低迷傾向にある支部に対し、周年記念事業の開催を通じた組織強化を行っている。今年は釧路支部10周年と北見支部20周年、来年は東京支部25周年となるので、それらを契機とした支部の活性化を行う予定である。また、新学科支部のあり方についても検討している。各支部の記念事業開催に際し、教職員の参加をお願いしますので、ご協力下さい。

 4)証明書代理取得やニセコ山荘利用など
 証明書の代理取得は若干減少、ニセコ山荘利用はおおむね変化なし、子女受験料補助の件数は微増である。

2)記念事業に関して

 同窓会の記念事業として、次のようなことを検討している。大学も希望するような記念事業を行いたいので、これらに対するご意見を伺いたい。
 
 1)新学科卒業生の歓迎記念
    (本年度3月に記念品を製作し、新卒業生などへプレゼント)
 
 2)大学の開学40周年に合わせた記念事業
    (過去において、開学10周年にベンチ、20周年に図書館ステンドグラス、HITプラザ完成に絵画を寄贈している)
 
 3)同窓会の40周年に向けた記念事業
    (過去において10周年は植樹、20周年はニセコ山荘企画+祝賀会+記念品、30周年は祝賀会+記念品作成を行っている)

大学からの話題提供

・継続的な学生募集広報に対する協力をお願いしたい。

・大学祭などの大学開催イベントへ同窓生が積極的に参加して頂くようにお願いしたい。

・求人情報を学生へ提供するためのOB交流会やOB座談会、インターンシップなどに関して同窓会と協議したい。

・卒業生の証明書代理取得に関わる大学および同窓会の事務処理を合理化し、卒業生サービスを向上させたい。

北海道科学大学同窓会・
北海道工業大学同窓会
雪嶺会 事務局

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