講演者:早川 宏毅(Cooper,Robertson&Partners)
本学において、早川宏毅氏の講演会が行われた。
早川氏は現在、米NYを拠点としているCooper,Robertson&Partnersで建築家・アーバンデザイナーとして活躍されている。
建築・都市開発分野での様々なプロジェクトを美しい図面を元に解説して頂いた。
都市を計画するという事はマジョリティ・マイノリティの双方の定点を探さないと行けない。
その定点とは全てのプロジェクトで共通していると感じたのは、緑、光、という自然の心地よさ、後は、動線の計画(交通)、サインの分かり易さ、という複雑を排除したファンクション。であった。
小さな建築で考え見れば、機能的であり緑もあり光がある心地よい住宅という事になるであろう。住宅という事で考えれば少し物足りなさが残るが、、、。実はこれで充分なのだろう。
都市は大多数を相手にするので、そこで得られた共感というのは本質なものになるのか。
文責:修士1年安澤・狩原
|