第40回臨床歩行分析研究会定例会
  		
		大会テーマ:多職種連携による新しい治療技術と歩行分析
プログラム
定例会日程表
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    	- ランチョンワークショップは協賛企業によるワークショップです。参加登録の際にお弁当をご予約いただくか、当日ご自身でご用意の上、ぜひご参加ください。
 - 拡大運営委員会は9月1日(土)11:30~12:40にG209で開催します。
 - 座談会は9月2日(日)11:50~12:50にG209で開催します。
 
特別講演
| 大会長講演 | OA膝に対する装具のバイオメカニズム 北海道科学大学保健医療学部義肢装具学科 准教授 (義肢装具士) 昆 恵介(大会長講演) 変形性膝関節症用装具には,外側ウェッジインソール(足底装具),アジリウムフリーステップ(短下肢装具),CBブレース・アンローダーワン・OAファンタジーなどの膝装具各種があるが,歩行動作中にどのように各装具が寄与しているのかバイオメカニズム的観点から学ぶ.  | 
        
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| 特別講演1 | 脳科学の先端研究と歩行動作について 札幌医科大学付属病院 (理学療法士) 佐々木 雄一 先生 脳梗塞に対する再生医療として,骨髄間葉系幹細胞(MSC)の経静脈的移植が,脳梗塞を含む神経疾患に対して治療効果が発揮することが分かってきている.本講演では,MSC移植治療効果をさらに高めるリハビリ方法の確立とそのメカニズムについて概説する.  | 
        
| 特別講演2 | PET検査による歩行動作の生理学的評価 北海道科学大学保健医療学部診療放射線学科 教授 (診療放射線技師) 織田 圭一 先生 ポジトロンCT(PET)は放射性同位元素(RI)を含む医薬品を人体に投与し,対外に放出されたガンマ線を検出する検査である.これらを応用することで運動前後の脳や筋の糖代謝画像をマッピングすることが可能となる.本講演では、骨格筋と脳の生理学的評価の研究について紹介する.  | 
        
| 特別講演3 | 歩行分析は医療の現場や研究にいかに活用されているか? 東京女子医科大学リハビリテーション科 准教授 (MD) 和田 太 先生 ケガや障害をもつと歩行動作が困難となり,高齢になるほど顕著に問題が表在化する.歩行動作困難者に対しては,リハビリテーションの一環でさまざまな職種が治療介入に携わる.特に歩行分析はなぜ,歩けないのかということを客観的に判断し,治療の選択を決定する上で重要なものである.本講演は歩行分析のあり方について概説する.  | 
       
一般講演
<口述発表1>脳卒中と治療介入評価
9月1日(土) 14:10〜15:10 会場A(G203教室) 座長:春名 弘一(北海道科学大学)  | 
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| 1 | 脳卒中患者に対するボツリヌス療法前後での歩行パラメータの比較 ―下肢痙縮と足底圧中心軌跡の関係― 藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院 リハビリテーション部 進藤 竜太  | 
        
| 2 | 脳卒中後症例における運動麻痺と歩行速度の関係性から乖離した症例の歩行特性 
―クラスター分析に基づく特徴分析― 医療法人尚和会 宝塚リハビリテーション病院 水田 直道  | 
        
| 3 | 重症脳卒中片麻痺患者における後方介助歩行時の麻痺側下肢筋活動と重心位置との関連性の検討 医療法人尚和会 宝塚リハビリテーション病院 比嘉 康敬  | 
        
| 4 | 脳卒中後症例1名における病態特性からみた歩行トレーニング方法の検討 ―筋間コヒーレンス解析を用いた検討― 医療法人尚和会 宝塚リハビリテーション病院 山本 泰忠  | 
        
<口述発表2>スポーツ・シミュレーション
9月1日(土) 14:10〜15:10 会場B(G202教室) 座長:佐藤 洋一郎(北海道科学大学)  | 
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| 5 | バレーボール競技のセッターポジションに発症した膝蓋腱炎の動作解析 ―症例報告 第一報 膝関節に着目して― 旭川医科大学 脳機能医工学研究センター 小原 和宏  | 
        
| 6 | 床反力計のみで導く身体重心位置の計算手法 新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻義肢装具自立支援学分野 井上 捷太  | 
        
| 7 | スクワット運動の筋骨格モデルによる筋張力シミュレーション解析 吉備国際大学 保健医療福祉学部 理学療法学科 河村 顕治  | 
        
| 8 | 長距離走における足部内側縦アーチの変形と足部内運動 筑波大学大学院 木村 健作  | 
        
<口述発表3>健常者・歩行調査
9月1日(土) 15:20〜16:20 会場A(G203教室) 座長:栗田 泰成(常葉大学)  | 
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| 9 | 健常成人における障害物回避行動の歩行軌跡と体幹回旋角度の検討
―歩行速度の違いによる検討― 旭川リハビリテーション病院 リハビリテーション部 伊藤 一成  | 
        
| 10 | トレッドミルにより歩行やジョギングの関節運動は変化するのか? 北海道科学大学大学院 保健医療学研究科リハビリテーション専攻 武田 雄太  | 
        
| 11 | 階段昇段動作のおける速度の違いが運動力学的特性に与える影響 イムス札幌内科リハビリテーション病院 リハビリテーション科 大塚 航平  | 
        
| 12 | ストループ・カーペットによる二重課題歩行で見る高齢者と大学生の違い 北里大学 医療衛生学部 佐藤 春彦  | 
        
<口述発表4>義肢装具・福祉支援機器
9月1日(土) 15:20〜16:20 会場B(G202教室) 座長:野坂 利也(北海道科学大学)  | 
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| 13 | 下腿義足ソケットの内外転が歩隔とモーメントに及ぼす影響 大阪府立大学大学院 総合リハビリテーション学研究科 橋本 寛  | 
        
| 14 | 最大歩行速度での方向転換に靴下着用が及ぼす影響 北海道科学大学 保健医療学部理学療法学科 佐藤 洋一郎  | 
        
| 15 | 松葉杖歩行時の脇当てが腋窩から脱落する要因の検討 ―脊柱側屈角度に着目して― 九州工業大学大学院 生命体工学研究科 西迫 善希  | 
        
| 16 | 歩幅の拡大に難渋した左大腿骨転子部骨折患者に対する介助歩行トレーニングの検討 医療法人尚和会 宝塚リハビリテーション病院 蓮井 成仁  | 
        
<口述発表5>システム開発・シミュレーション
9月1日(土) 15:20〜16:20 会場C(G201教室) 座長:江原 義弘(新潟医療福祉大学)  | 
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| 17 | IMUを用いたオンサイト運動計測ソフトウェアの開発 産業技術総合研究所 人間情報研究部門 丸山 翼  | 
        
| 18 | 歩行におけるIMUを使用した運動計測システムの妥当性について 産業技術総合研究所 人間情報研究部門 戸田 晴貴  | 
        
| 19 | 冬季歩行時の転倒予防を目的とした靴型路面判別デバイスの開発 北海道科学大学大学院 工学研究科工学専攻 泉谷 諭司  | 
        
| 20 | ロッカーファンクションにより構築した筋骨格型ロボット歩行シミュレータの開発 九州工業大学大学院 工学研究院 坂井 伸朗  | 
        
<口述発表6>整形疾患と治療介入評価
9月2日(日) 10:40〜11:40 会場A(G203教室) 座長:清水 新悟(北海道科学大学)  | 
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| 21 | 二次性変形性膝関節症の疼痛緩和にアンローダー装具が有効であった症例の報告 川村義肢株式会社 市川 俊介  | 
        
| 22 | 変形性膝関節症患者の歩行について ―市販サポーター使用下での立脚期の外部膝関節内転モーメントの変化― 常葉大学リハビリテーション病院 曽田 馨  | 
        
| 23 | 大腿骨転子部骨折術後の退院時指導を検討した一症例 ―外部膝関節内反モーメントに着目して― 常葉大学リハビリテーション病院 花田 宏明  | 
        
| 24 | 変形性股関節症患者の片脚立位動作時身体セグメント角度、変動係数と臨床指標との関係 大分大学医学部附属病院 リハビリテーション部 児玉 慶司  | 
        
<口述発表7>センサ・トレーニング・評価
9月2日(日) 10:40〜11:40 会場B(G202教室) 座長:丸山 翼(産業技術総合研究所)  | 
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| 25 | 異常歩行に対応可能な歩数計測法の開発 藤田保健衛生大学病院 リハビリテーション部 安藤 大智  | 
        
| 26 | スマートフォン内蔵加速度センサを用いた体幹対称性の評価 田村義肢製作所 佐藤 健斗  | 
        
| 27 | 30秒段差踏み替えテストと歩行能力、Berg Balance Scaleの関係についての調査 札幌円山整形外科病院 リハビリテーション科 柴田 寛幸  | 
        
| 28 | 3軸加速度計を用いた脳卒中片麻痺者の歩行能力向上過程の評価 昭和大学 保健医療学部理学療法学科 加茂野 有徳  | 
        
<口述発表8>脳卒中と装具療法
9月2日(日) 10:40〜11:40 会場C(G201教室) 座長:中谷 知生(宝塚リハビリテーション病院)  | 
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| 29 | 脳卒中片麻痺患者の歩行動作に対する上肢懸垂用肩関節装具の運動学的効果の検討 ―動作解析フリーソフトkinoveaを使用して― 医療法人社団 明世会 成城内科 武藤 友和  | 
        
| 30 | コンパートメント症候群による下肢運動麻痺患者に対しカーボン製短下肢装具を用いて歩行再建に至った1症例 医療法人秀友会 札幌秀友会病院 リハビリテーション部 杉田 彩華  | 
        
| 31 | 調整機能付き後方平板支柱型短下肢を用いた詳細な背屈角度調整による歩行への影響 ~脳梗塞後、大腿骨頸部骨折により膝関節伸展制限を呈した患者の歩行再建より~ 医療法人秀友会 札幌秀友会病院 リハビリテーション部 伊勢 拓弥  | 
        
| 32 | 動作解析により歩容改善効果を経時的に評価した一例 札幌渓仁会リハビリテーション病院 リハビリテーション科 白坂 智英  | 
        
<口述発表9>刺激・フィードバック
9月2日(日) 13:00〜14:00 会場B(G202教室) 座長:武藤 友和(成城内科)  | 
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| 33 | 体性感覚が歩容に与える影響について ―足底材質の質感の影響― 北海道ハイテクノロジー専門学校 義肢装具士学科 本道 伸弘  | 
        
| 34 | 足根洞を刺激する新たな足関節装具が足関節可動域に及ぼす影響 北海道科学大学 保健医療学部義肢装具学科 清水 新悟  | 
        
| 35 | 異常歩行の定量的指標結果のフィードバックが観察による歩行分析の評価精度に与える効果 アルペンリハビリテーション病院 リハビリテーション部理学療法科 本谷 竜太郎  | 
        
| 36 | 骨に対し力学的負荷を加えた際の歩行動作への影響 ―恥骨・椎体に皮膚上から圧迫刺激・振動刺激を加える介入研究― 袖ケ浦さつき台病院 高木 健太  | 
        
<口述発表10>動作特性・調査
9月2日(日) 13:00〜14:00 会場C(G201教室) 座長:佐藤 春彦(北里大学)  | 
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| 37 | 胸髄損傷不全麻痺患者の片脚立位保持及び歩行特性 常葉大学 健康科学部 静岡理学療法学科 金 承革  | 
        
| 38 | 幼児の立位姿勢における保育者の主観的要素と二次元姿勢分析 常葉大学 健康科学部 静岡理学療法学科 栗田 泰成  | 
        
| 39 | アームスリング装着が歩行時の体幹と骨盤に及ぼす影響 弘前大学大学院 保健学研究科総合リハビリテーション科学領域 牧野 美里  | 
        
| 40 | 理学療法士の歩行トレーニングの質の評価のための「歩行コンテスト」実施の意義 医療法人尚和会 宝塚リハビリテーション病院 中谷 知生  | 
        





