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第40回臨床歩行分析研究会定例会

大会テーマ:多職種連携による新しい治療技術と歩行分析

大会長挨拶

 第40回臨床歩行分析研究会定例会を2018年9月1日、2日に、北海道科学大学に於いて開催いたします。臨床歩行分析研究会は、バイオメカニズム学会の分科会として位置づけられ、特に臨床の観点から歩行、移動における研究を共有する会となります。

  会員は臨床医師、義肢装具士、エンジニア、理学療法士、作業療法士など多職種により構成されている研究会です。 40年前に定例会が始まり、年一度の学術集会として、2018年は札幌開催となりました。臨床における歩行動作分野を取り巻く技術進歩は目覚ましく、安くて安価な動作解析機器、支援ロボット技術、パラリンピックでのアスリートの活躍などは特にマスコミでも多く取り上げられるようになってきています。

 そこで今大会は「多職種連携による新しい治療技術と歩行分析」をテーマとし、脳科学分野、放射線技術分野など、これまで臨床歩行分析研究会であまり、馴染のなかった分野の講演を企画し、皆様と意見交換を行いたいと考えています。

 北海道の歴史は、開拓使が入り一世紀半になります。彼らは北海道の開拓へのフロンティア精神を持ち入植し、現在の札幌の礎を築きました。我々も歩行分析への強いフロンティア精神を持ち、ユーザーの方々のために前進していく必要があります。ぜひこの機会に北海道へ足をお運びいただき、これからの臨床歩行について語り合いましょう。

 9月の北海道は観光にも最適です。鮭やイクラなどの海の幸、北海道ならではの山の幸、さらに定番のジンギスカンなど、おいしい魅力もたくさんあります。ぜひご家族で足をお運びいただき、秋の北海道をお楽しみいただければ幸いです。

第40回臨床歩行分析研究会定例会
大会長 昆 恵介
(北海道科学大学 保健医療学部 義肢装具学科)
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