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平成23年7月3日(日)ティンバライズ建築展 北海道における都市木造の可能性

NPO法人team Timberize主催の展覧会「ティンバライズ建築展-都市木造のフロンティアin北海道」内のイベントとして、北海道の建築家・大学の研究室による展示作品レビューと主催者によるギャラリーツアーを本学図書館1階ギャラリーにて、また「北海道における都市木造の可能性」と題してトークセッションを、本学図書館1FAVホールにて行いました。

北海道展ならではの展示として、本学研究室の他、北海道大学、室蘭工業大学、札幌市立大学、五十嵐淳建築設計事務所、WanderArchi、設計舎、北海道日建設計、また北海道の構造家の方もご参加頂き、様々なアイデアの木造建築が展示されました。
その展示作品レビューの中で、それぞれの作品に込められたアイデアや思いが語られ、熱い意見交換が行われ大変盛り上がりました。
その後、team Timberizeのメンバーによるギャラリーツアーを、企画・制作者側からより詳しいご説明を本会場の中で展示物を目の前に見ながら行いました。

  


トークセッション:「北海道における都市木造の可能性」

講演者:角 幸博(北海道大学大学院特任教授、日本建築学会北海道支部長)   平井 卓郎(北海道大学農学研究院教授)
講演者:腰原 幹雄(東京大学生産技術研究所准教授)   安井 昇(桜設計集団)

角幸博先生(北海道大学大学院特任教授、日本建築学会北海道支部長)には北海道の木造建築の歴史的背景について、平井卓郎先生(北海道大学農学研究院教授)には林業・生産という点から木質材料・木造建築について基調講演を頂きました。
また、両先生とteam Timberizeのメンバーである腰原幹雄先生(東京大学生産技術研究所准教授)と安井昇さん(桜設計集団)の4名による「北海道における都市木造の可能性」についてトークセッションも行いました。

トークセッションでは、木材の生産過程から工法、耐火についてなど構造、デザイン、そしてこれからの木造建築についての可能性について、それぞれの立場から語られていました。豊富な森林資源を持つ北海道、そして日本で木を使うことの重要性についても語られ、今後の木造建築についての技術やアイデアについても積極的に意見交換されておりました。
多様な角度から、木・木造について語られ、広い視野で未来の木造の可能性について考えさせられる内容でした。


文責:修士課程2年 伊達

  
Photo/SAKAI Koji
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