2006 No.5
更新日:2006年10月14日
カテゴリ:SETSUREI Online
平成18年10月14日(土)ニセコ山荘において、第一回地域支部サミットが開催されました。
第1回 地域支部サミット
平成18年10月14日(土)ニセコ山荘において、第一回地域支部サミットが開催されました。
当日は九つの地域支部より12名の役員と,7名の本部役員の計19名が参加し、大変有意義な話し合いが行われました。
以下に議事録を掲載いたします。
北海道工業大学同窓会 第1回地域支部サミット 議事録
[日時]2006年10月14日(土)15:00~ [場所]芦原ニセコ山荘 [参加者]19名
ミーティングの主旨:地域の問題提起と課題整理に関する同窓会地域支部長会議
司会進行:河合常任幹事長
会議参加者:以下別表通り
書記:濱谷常任幹事
参 加 者
本部役員(7名)
会長 小林 敏道
常任幹事長 河合 洋明
事務局長 平元 理峰
会計 細川 和彦
常任幹事 白濱 芳朗
常任幹事 濱谷 雅弘
常任幹事 伊東 敏幸
地域支部役員(12名)
十勝支部 支部長 平川 敏雄
青森支部 支部長 吉田 憲司
青森支部 事務局次長 熊谷 直之
釧路支部 副支部長 芳賀 昇
北見支部 事務局長 山内 豊明
網走支部 副支部長 小山田 修
網走支部 幹事 夏見 宗一
旭川支部 副支部長 高嶋 善昭
旭川支部 事務局長 村田 明光
室蘭支部 支部長 川染 利夫
函館支部 事務局長 山本 眞人
札幌支部 副支部長 関谷 正美
議 事:地域支部の現状と問題点・課題の把握と今後の展開について
[予定時間]15:00~17:00 [議題] *同上 [提案者]各支部長及び支部代表+事務局
【十勝・青森・釧路・北見支部】
十勝支部 平川敏雄支部長
1.支部会員は40名ほどいるがマンネリ化してきているので、幹事としてはもう一度、支部運営体制を再築したい。
2.帯広市役所には7,8名もいるのに企業支部的なものになっていないという点も改善すべきことだ。
語り合う場のセットが重要と考えている。例としてゴルフコンペや居酒屋での交流会には相当数のOBが参加してくれる。
Q.イベントなどの案内方法は?
A.人つながりで連絡取り合っているのが現状だ。新聞広告も出したりするが、ただ案内したり、出て来いと言っても出てこない。
特に若手の参加率が極めて低いのが大きな問題なので何としたい。 幹事としてはこういう人がメンバー、先輩でいますよというような、より具体的な情報を発信する必要性を強く感じている。
青森支部 吉田憲司支部長
1.支部総会の案内をはがきで100~200ぐらい出しているが、出席の回答率は10%ぐらいで推移しているのが実態である。
2.支部の活動内容をいかにして相手に伝えるか、悩んでいる。現状は、はがきでしかないのかとも思っている。
3.幹事などの横のつながりを大切にしていくしかないのか?と悩んでいる。
4.しかし、総会に幹事以外で3~4人の一般会員の参加があったことを喜びたい。
5.どうやれば支部会員にもっと入会してもらうことができるのか、そのヒントをもらって帰りたい。
Q.青森支部の特徴として、弘前や八戸在住の会員がなかなか参加してくれない状況があるようだが?
A.その通りで、今後は開催場所を変えようかと考えている。日帰りは無理なので、泊りにしたら、青森市外の会員も若干ですが参加してくれるようにはなってきた。
釧路支部 芳賀昇副支部長
1.総会などメイン事業の案内状(はがき)の返信率は30~40%ぐらいです。支部新会員候補への連絡や周知は本部の事務局でしてほしい。
2.地域の広さからも日帰りは厳しいので泊りになると思うが、参加してくれそうな会員の顔が良く見えない。
3.支部懇談会への参加者に工業高校の先生が多いこともひとつの特徴です。今後はスポーツ大会を企画したい。
要請>追加会員を入れた支部会員名簿を再整理したいので本部でまとめて、タックシートも入れて送ってほしい。
A.本部からお渡しするよう手配します。道東エリアはかなり広いのですが、もう一度地区割りを再検討してみたい。根室支部との関連づけをどうできるか、3年毎に1回は合同で総会をやるとかなどについて検討してみましょう。
北見支部 山内豊明事務局長
1.現支部長が市役所を定年退職するので降りると言っています。ここ数年はそんなに活動していなかったのが現状です。
2.建築関係に従事しているOBが多く、会社単位で集まっているような状態であり、最近は地元大手No.1,2が倒産してしまい今後の集まりが心配だ。
3.幹事を中心に年1回、30名ほどで総会を行い、活動している。市役所には18名もの会員がおり、気心知った仲間で本部からの支援を受けず集まっている。市町村合併した結果、3町にもOBがいるみたいなので調査し、名簿を再編集する必要がある。
4.3年前に名簿を本部から頂いたが案内状出すために活用していなかった。
5.今後は枝葉的に支部会員拡大を図るしかない。特に地元へ帰って就職したい後輩達や母校へ進学したい生徒への受皿や相談窓口みたいな存在が支部としては望ましいと思っている。
6.北見工大は地元と連携しているが、道工大は出前講座を考えたがまだ実現していない。今後は新しい支部役員人事を固める時期であり、若い人達にやってほしい。
7.支部の財政状況はいいみたいなので、今後は何か支部記念イベント等に対する補助みたいなものでいけると思う。
A.出前講座等は地域からの要請の内容によって変わる。入試課、就職課、交流推進課、同窓会がケースによって対応する。以前、深川市のある学校の校長先生(OB)から要請があったが、本人が同窓会に入っていなかった。
【網走・旭川・室蘭・函館・札幌支部】
網走支部 小山田修副支部長
1.平成17年度までの支部活動履歴と平成18年度の内容を山本支部長が作成した配布資料に基づき説明します。
2.網走支部の現状は支部メンバーが100名超えてから人が集まらなくなってきました。
3.支部のエリアはかなり広いので支部会員拡大は大変だが、土建業おつながりが深いので何とかなるのかなとも思っています。
4.現在の会員数は112名で、総会にはどうしても網走市内の会員を中心に30名ほど集まります。対策としては会場を他地区に移すことも検討していますがまだ実施まで至っていません。広い範囲のオホーツク支部に変更することも今後の検討課題です。
Q.網走支部は、誰がどんな動きをしていますか。
A.活動を支えている中心メンバーは40代が大半です。
旭川支部 高嶋善昭副支部長
1.旭川支部は上川中部エリアに在住する会員230名くらいに各行事の案内を出します。
2.年4回ある支部行事への参加者は固定化しつつあり、行事の内容も含めマンネリ化してきています。
3.とても会員の出入りが激しい支部でして、実際の会員は300名を超えていると思います。
4.大学との懇親会をした時に旭川工業と実業に20名近くのOBがいることが分かったので、今度案内状を出したいと思います。
A.上川地区会員の更新名簿データを新卒会員含めてお渡しします。転勤会員データは本人が申し出ないと分かりません。
室蘭支部 川染利夫支部長
1.ずっと1人で支部事業を担ってきたが現在は、小幡君がやってくれるので助かっている。
2.しかし、最近ははがきのみでの案内方法の限界なのか会員が集まらなくなった。できれば建築で顔の広い人を抜擢したい。
3.エリアは登別、伊達、大滝まで広げ、その中の会員データを本部よりもらい、計260名にはがきを送ったが160通戻ってきた。
4.結局総会には約30名参加し、コンパニオンなでビンゴゲームと2次会セットで7,8千円で企画したがとても楽しめた。温泉1泊の場合の問題点は若い人が来なくなることだ。
5.インターネットをもっとうまく活用しようと考え、支部メールアドレスを作成した。今後は本部のHP掲示板に支部の情報や写真を発信できるようにしてほしい。支部総会の状況を公開する、メールアドレスも載っている名簿を送るなどの対応を検討してほしい。
支部会員の転勤データは結構、把握しているので当支部は本部へ提供できる。
Q.Web担当者は本部に2名出したはずだ。本部では何か指示だしていないのか。支部とは連絡を蜜に取っていくべきだ。
A.今後はWeb環境を強化していきましょう。支部会員のメーリングリスト化も含めよく検討しましょう。
函館支部 山本眞人事務局長
1.函館も他支部と同じく、若い会員の参加について苦労している。総会には30~40名ほど参加します。
2.名札の色で学科が分るようにしていますが、本部の方で8学科の色を決めたらどうだろうか。
3.マンネリ化してますが、続けることが大事だと思います。人と人が出会いつながることも大事で、仕事上でつながりの発見にもなり、結局は異業種交流の場であると思います。
4.当日はデジカメで写真を撮り、その日にプリントアウトして帰りに渡しています。
5.地方の人はあまり来ないので、公表してませんが宿泊費補助をしています。ただ、若い人が少なく、場が今一燃えません。
6.成功例があります。函館工業高校への教員実習生が4,5人来て、2週間滞在するときに激励会と称して、後輩を肴にして酒を飲むことをやっています。2次会3次会までOBがおごり、とても盛り上がります。
7.函館市役所には実は10名ほどOBがいますが動きません。市民サービスのセールスマンでしょうと言ってはいるのですが。他支部・北見市はいいですね。
8.個人的には地域割りを細分化すべきと思っている。広くなりすぎると1泊2日になり、旅費宿泊費の問題と若い人の参加率の低下が懸念される。
Q.親元の住所ではなく、新卒者の新しい住所データはどうしているのですか。
A.本人が申請してくれるのを今は待っている状態です。卒業式に配布する冊子にはがきが入れてあります。また、メールでも受け付けますと書いてあります。コラボレーションを各支部長へ送ることも検討します。また、先生がいつ退官したのか、名誉教授になったのか、亡くなったのかという情報も発信することも検討したいと思います。
要請>それがどの程度なのかチェックするべきだと思うし、名簿を今後どう管理活用していくのかの議論が必要です。*函館支部提案書の内容も含めて
札幌支部 関谷正美副支部長
1.札幌支部では、今年も大学祭に多くの同窓会員に来てもらい、交流するために、模擬店でも大学祭同窓生交流会でも使えるチケット(1000円分)を案内状と一緒に郵送しました。
2.昨年は400名以上の会員、今年は600名くらいの方が来てくれました。見た目ですが、家族連れが多くなってきたようです。
3.これからも少しでも多くの会員が集えるよう、いろいろなことを考えて行きたいと思っています。
4.函館支部の山本さんの発言にもありましたが、異業種交流の場として捉えた交流会や懇親会は貴重で、実は私もビジネスで利用させて頂きました。しかし、最も重要なのは先輩後輩との出会いであり、人間関係の作り方だと思います。
5.大学祭に関連した話ばかりで何ですが、学生の模擬店は20:00で終わってしまい、交流会が終わると模擬店をまわったりして学生達と交流することができません。そこでせめて土曜日は21:00まで延長してもらうことを検討していきたいとも思っています。
【本部・事務局】
本部・事務局 河合常任幹事長・伊東常任幹事
1.基本的には道内の支部空白地域をなくしていきたいと考えている。小さい範囲、地域の支部設立は問題ないと思う。
2.合併してどうなっていきそうなのか、どうなるのか検討する必要がある。
3.室蘭支部の話を聞いて、苫小牧から日高にかけた支部設立や、倶知安支部などの設立にむけた活動をしたいと考えた。
4.11月18日には山形を含む仙台地区在住の同窓生を集めた地区OB会を開催して、支部を立ち上げたいと思っている。青森支部からも2名参加して頂くことになっている。秋田支部の設立は平成19年が目標かな。
5.父母懇談会の前日の交流会が平成10年からなくなってしまったことへの対応が求められている。平成15年から再スタートした地域懇話会の在り方を変えることも検討している。例えば地域ホームカミングデーとし、地域間交流を図り、夏休み中の学生の参加も視野に入れるなどについても検討していきたい。
6.10月20日には大学と当同窓会との定期懇談会が同窓会主催で開催しますので、大学へ提案、伝えたいことなどがあれば承りますのでよろしくお願いします。
7.国外版ということで留学生交流会がありますが、このたび大学祭から道外版のふるさと交流会の活動が始まり、そのスタートの援助を致しました。Uターンや就職活動などの情報交換の場としても機能していくと思っていますし、青森支部との交流も今後の検討課題に挙げられると思います。
8.今日の集まりは「地域支部長サミット」なので山本さん・平川さん・川染さん・吉田さんの4人と小林会長・伊東常任幹事、計6名でサミット宣言を明日のチェックアウト時間までに考えて下さい。同窓会のホームページで公開したいと思います。
9.平成20年には少子化という厳しい局面を迎え、新たな大学組織作りを検討中です。ますます、地域支部の存在が重要になってきますので今後共、前向きな交流、議論を展開していきましょう
10.次回以降の支部長サミットをどうするか、この会のビジョンをどう構築するのかについてはこの後の懇親会で話し合いましょう。
先ずは、初めての「支部長サミット」お疲れ様でした。