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学生の作品

環境科学(Environmental Science)

2年前期 選択科目
宮代 信夫(みやしろ のぶお) 担当
  1. 授業概要
    授業の目的
    現代の科学技術の急速な発展は、我々の日常生活に様々な恩恵をもたらす一方で、地球規模の環境にも深刻な影響を及ぼしている。本講義では、これら環境問題と人間社会との関わりを多角的視野から考え、さらに生活行動と環境との関わりを総合的に捉え、種々の環境の保全、生活の場の安全、社会・生産活動と自然環境との調和と発展に関する理論と技法を学ぶ。
    授業の方法
    基本的な知識を学ぶため配布資料を用いた講義が主体となるが、種々のプレゼンテーション方法を用いて学習能力を高め、課題によってはレポートを作成する。また、今日的課題に対しては、討論できる場を設けることがある。
    達成目標
    科学技術の発展と環境問題との関係について理解することを第一目標とし、さらに人間社会と環境問題との関わりについて多角的視野から考えることのできる素養を身に付けることを第二の目標とする。
    キーワード
    温暖化、大気汚染、酸性雨、循環型システム、ISO14000、環境アセスメント
  2. 授業計画
    第1週
    授業のすすめ方
    第2週
    環境問題の出現と変遷(教科書:第1章)
    第3週
    地球の自然(教科書:第2章)
    第4週
    大気汚染:光化学大気汚染(教科書:第3章)
    第5週
    大気汚染:酸性雨(教科書:第3章)
    第6週
    水質汚濁と汚染物質(教科書:第4章)
    第7週
    地球温暖化現象の影響(教科書:第5章)
    第8週
    生命活動と成層圏オゾン(教科書:第6章)
    第9週
    資源と環境:エネルギー資源(教科書:第7章)
    第10週
    資源と環境:水資源(教科書:第7章)
    第11週
    資源と環境:食料資源(教科書:第7章)
    第12週
    都市環境(教科書:第8章)
    第13週
    ISO14001(環境マネジメントシステム)(資料配布)
    第14週
    循環型産業システム(資料配布)
    第15週
    期末定期試験
  3. 履修にあたっての留意点
    授業への出席を重視する。また、今日的課題を取り上げることもあるので、環境問題に関わる新聞やニュースには日頃から注目しておくことが望ましい。
  4. 試験および成績評価の方法
    基本的には定期試験および出席状況によって評価を行う。(概ね、試験成績80%、出席率20%として成績評価を行う。)
  5. 教科書・参考書等
    教科書:「環境の科学」山口勝三・菊地立・斎藤紘一共著、倍風館
    参考書:「環境科学の基礎」御代川貴久夫 著(培風館)

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