- 授業概要
- 授業の目的
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「大学1年次までに培ってきた読解力のさらなる伸長を目指しながら、将来必要となる工学の専門分野を含む幅広い分野の英語で書かれた文献を読むために必要な読解ストラテジーの基礎を身につける。これまでに養成してきた「文型を意識した精読、文法訳読」を発想とした読解力を、実践力へと高める。つまり、英語の文章読解力の最終的な目標、「文型や語法、日本語逐語訳を意識することなく英語の感覚で迅速かつ正確に書かれている内容を理解するための読解力」を養成するためのストラテジーを学習し、その基礎の部分を身につけることを目指す。
読解力の他に、英語音声による情報収集能力養成にも重点を置いた英語学習を目指す。また、英語教育でしばしば扱われる異文化間能力の視点から異文化コミュニケーションの基礎を学習し、異文化として他者を理解するための基礎的な力を培う。
- 授業の方法
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読解力:英文を多読する。聴解力・異文化コミュニケーション:洋楽や洋画を用いたリスニング演習と異文化コミュニケーションの学習。
- 達成目標
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(1)比較的易しい英語で書かれた(話された)英語をある程度のスピードを保ちながら読み(聞き)、その概要を把握できる。(2)人との関わり・考え方において自分を中心(自文化中心主義)にしてきた自分に気づき、ある程度自分も他人も客観的に見ながら考えたり言動したりできる(文化相対主義)。
- キーワード
- 授業計画
- 第1週
- The Salt Palace Hotel
- 第2週
- Trying Again
- 第3週
- The Mona Lisa
- 第4週
- Review
- 第5週
- Breakfast in America
- 第6週
- The World Cup
- 第7週
- Blood Types
- 第8週
- Television
- 第9週
- Rodeos
- 第10週
- Review
- 第11週
- Lions
- 第12週
- Harry Potter
- 第13週
- Bubble Gum
- 第14週
- The Leaning Tower
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- 履修にあたっての留意点
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正当な理由のない遅刻・欠席は、1回につき遅刻3点、欠席5点を総合評価100点から引きますので注意してください。
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- 試験および成績評価の方法
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授業中に毎回実施する小テスト50%、定期試験50%。
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- 教科書・参考書等
- 教科書:「Reading Advantage 1」Casey Malarcher 著(トムソンラーニング)
- 参考書:
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