- 授業概要
- 授業の目的
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科学的な対象物の見方としてのシステムズ・アプローチについて講義する.これにより対象物をシステムモデルでとらえ,そのモデルに対してシミュレーションを行うことにより,システムの特性などを導出する手法を身につける.システム・モデリングの手法やシステム解析の方法,さらにそれらの利点を修得することを目的とする。
- 授業の方法
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板書を中心に教材提示等を利用しながら講義を行う.
また理解を確実にするためコンピュータによる演習を行う.
- 達成目標
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コンピュータを利用して対象システムを取り扱うための知識の習得を目標とします.具体的には力学系システムの数理モデルによる表現,構造モデルのISMによる作成等ができる.また表現されたモデルをEXELやプログラミング言語を使ってシミュレートする手法を身につけるようにする。
- キーワード
- 授業計画
- 第1週
- 序論
- 第2週
- システムの基本用語
- 第3週
- システム構造
- 第4週
- システムモデルの分類
- 第5週
- 数理的システムモデル
- 第6週
- 図的システムモデル
- 第7週
- 有向グラフと行列によるシステム表現
- 第8週
- 構造モデルの作成法(ISM)
- 第9週
- シミュレーションによるシステムの解析
- 第10週
- 線形システムの最適化
- 第11週
- 非線形システムの最適化
- 第12週
- ネットワーク型システムの最適化
- 第13週
- いろいろなシステムシミュレーション
- 第14週
- 試験
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- 履修にあたっての留意点
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講義の欠席は以降の概念修得に困難をきたすため,毎回出席するように。
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- 試験および成績評価の方法
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定期試験では講義で解説した内容や演習問題をベースとした問題が出題される.成績評価は定期試験,演習問題の解答状況,欠席の回数などを総合して評価する。
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- 教科書・参考書等
- 教科書:なし
- 参考書:「はやわかりシステムの世界」,星野 力 著,(共立出版)
「システム工学」,田村 編著,(オーム社) 「システム工学」,石川博章 著,(共立出版) 「機械システム入門シリーズ6 システム工学」,岸 光男 著,(共立出版) 「システム工学の数理手法」奈良,佐藤 共著(コロナ社)
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