2014年度に行われた旅行では以下の日程で進みました。しかしながら、9月11日当日になって北海道石狩地方を中心に天気は大荒れ、新千歳空港発の便は遅延となってしまい、午前中見学するはずだった岡村製作所を見学することが叶いませんでした。
研修旅行の日程は年によって時間帯、見学場所は異なるとは思いますが、基本的な大幅な変更はないと考えられます。ぜひ以下の日程を参考に、次年度の研修旅参加ご検討して頂ければと思います。
日付 | 午前 | 午後 |
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9月11日 | 岡村製作所 | JFEスチール東日本製鉄所 |
9月12日 | 前川製作所 | 日立製作所 インフラシステム社 |
9月13日 | 自由行動 |
研修旅行における内容は年度によって異なるようです。一例として2014年度に行われた研修旅行の内容を載せたいと思います。参考程度にご覧になっていただけると光栄です。
費用は5〜10万円程度でした。ただ、見学箇所や日程により多少異なると思います。また、参加人数によって値段は変動し、参加人数が少なければ10万円近くになりますが、人数が多ければ多いほど値段は下がっていき、比較的お手頃なものになっていきます。ちなみに2014年度では30人ほど参加していたので6,7万円程度まで落ちました。
なかなか、5万円といえどもすぐ出せる方は多くはないと思います。しかしながら実際に工場を回ってみたり、OBの方との懇親会など日常の大学生活では体験し辛いことたくさんできる場です。参加された多くの方はこれを機会に就職への意気込みを強くしていました。また、見学先は企業様の都合などもありますが、学校側が独断で決定するわけではないと思います。せっかくの体験ができる場です、強く学校側に見学先の希望を出せばきっとよりよい体験になるのではないでしょうか。
私は夏休み期間を利用してJFEスチール東製鉄所千葉地区にてインターンシップを受けさせてもらいました。そして2週間の実習を受け色々な事を学びました。さらに、研修旅行ではJFEスチール東製鉄所京浜地区の見学も行うことができました。
初めに、JFEスチールという企業とは、川崎製鉄と日本鋼管が合併した日本の製鉄会社TOP2の会社です。この企業には日本に3カ所に製鉄所のある大きな企業です。
千葉地区と京浜地区では作っている製品が違い、千葉地区ではステンレス鋼を作っており、京浜地区では船などに用いる厚板などを制作しています。
そして、インターンを受けた千葉地区では課題が与えられ、それについて学習し、課題や改善点などを学ぶことができました。ちなみに、与えられた課題は「熱仕スタッカークレーン車輪軸折損トラブルの原因と改善」という課題でした。この課題は学校の材料力学で学んだことを用いることが出来ました。実際に学んだ当初は分からない事だらけだったり、実際に用いる場面が無いと忘れてしまったり、全く計算することができなくなったりしてしまう事があるが、今回の実習で学校で学んだことは将来に生きることが実感出来る良い機会になった。
私は以前に道内の工場見学に言った経験があり、他の同級生より多少は工場のことを知っているつもりでした。しかし、実際に今回の研修を終えて、私は他の同級生と同じ位しか知らなかったことを痛感しました。
こちらの企業は、私の比較的興味がある空調関係であったため、見学前から楽しみでした。そして見学の時、今までは書籍や映像でしか見れなかった機器の数々を目近で見られたことに興奮しました。また、冷凍機械以外にも鶏肉の骨の取り除く機器(商品名:トリダス)のような、自分では少し想像していた分野だと思われる風変わりなものを見れ、勉強不足を恥じてしまうこともありました。見学時はほかに、企業側の一室を借りて企業説明や質疑応答の時間が設けられており、特にこの時間は高校のときと違い、より深く知ることが出来た時間となりました。質疑応答の時間では、一人ひとりが質問していたので、ただ聞いているだけじゃ分からなかったことまで知ることができました。
研修を終えて、たった一社だけの見学じゃ業界のことは全然わからないなと思いました。今回のように複数社を見学することで、企業によって信条が異なっている分、多くのことを知ることができました。また、工場見学を通して中身をほんの少し知ることにより、就職への見方が変わる良い機会だと思います。
今回見学した日立製作所のインフラシステム社の土浦事業所を見学させていただきました。
こちらの事業所では、本学のOBの方が4人が迎えて頂きました。最初に企業説明をしてもらいその中で私が思ったのが、日頃日立の製品などを見ていると電化製品が多いので、電機会社のイメージが強かったが、今回の説明でいろいろな事業をしているのを知りました。
説明をして頂いた後に工場の見学をさせていただきました。自分が思っているよりも、大型の製品を作製していて、目測で数十人は入れるような大型ボイラーでその中のボルトの大きさが手のひら位の径があり、とても印象的でした。
最後に今まで作成してきた小型の模型があり、中の形も見れるようになっていました。落雷対策の模型を見た後に、本物が建物の上に設置されていて、実物も見れてとてもよかった。製品を設置してから、落雷が事業所内に落ちていないそうです。
今回の見学旅行で、私の今までの就職に対しての気持ちや活動が甘いものだと感じました。