みなさんのなじみ深い鉄筋コンクリート構造。割れている部分などを見たことがある人は知っていると思いますが、コンクリートの中に鉄筋を組んだものが埋まっています。
今回の授業では、鉄筋コンクリート梁を、設計・型枠作成・鉄筋組・打設と自分たちで行い、最後に破壊試験をやります。
1週目は2班に分かれて型枠の作成と鉄筋組みです。コンパネや木材の加工、鉄筋の加工や結束を行います。
2週目は、自分たちで調合したコンクリートを実際に作成し、鉄筋を設置した型枠の中に流し込んでいきます(打設)。
そして、4週間の養生期間を置きコンクリートが完全に硬化するのを待ちます。実際の鉄筋コンクリート構造の建物もこのように作られています。
出来上がった鉄筋コンクリート梁の試験体を型枠から取り出し、試験機で荷重をかけ破壊し、実験結果をまとめれば終了です。 設計通り、1体目は曲げ破壊を、2体目はせん断破壊で壊れました。