11月2日、3日に東京ビックサイトで開催された機械工作トップセミナーに参加しました。 1日目は、学生向けのトップセミナーに参加した後にJIMTOFを見学しました。
このセミナーでは、OLYMPUS、日立建設株式会社の講演があり、その後若手技術者から見た工作機械の魅力とモノづくりとしてのやりがい。と題して高松機械工業株式会社、ヤマザキマザック株式会社、富士機械製造株式会社、中村留精密機械工業株式会社の若手技術者のお話を聞けてとても勉強になりました。その後懇親パーティーに参加し普段お話しできないたくさんの企業の方々とお話しすることができ、丁寧な説明やこれからの就職活動に参考となる最新技術を教えていただくことができたこと大変うれしく思いました。
2日目は、朝からJIMTOFの会場を見学しました。会場にはたくさんの企業のマシニングセンタがあり、特に興味を持った企業は、牧野フライス製作所、中村留精密機械工業株式会社、ヤマザキマザックです。牧野フライス製作所では、5軸制御立型マシニングセンタがあり、これには干渉防止機能「コリジョンセーフガード」が組み込まれ、加工機と連携し干渉チェックを行うことで、安全に5軸加工ができるという最新技術を目の当たりにできました。中村留精密機械工業株式会社では、ハードスカイビングという他の会社にはない技術を、デモンストレーションしていただきました。歯の位置を徐々に変えることで加工物の熱を歯に逃がすことで、加工後の加工物が熱くならないという技術で、実際に触ってみても熱くなくとても驚きました。ヤマザキマザックでは、金属3D プリンタと融合したハイブリット複合加工機がありました。この機械は、金属加工した後に金属3Dプリンタでつくりだし、さらに研磨も同じ機械ででき、作業効率がよくなる機械を拝見です。どこの企業にも魅力があり新しい技術を目の当たりできた点ではとても楽しかったです。
今回のJIMTOF見学、工業機械トップセミナーに参加し、沢山のことを学べて、いろんなことを見られたことは、私自身の中で大きな財産になりました。このように普段経験することのできない機会を与えてくださいました関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
著:小比類巻 翔太