薬用植物園ってどんなところ?

 薬用植物といっても、有毒なものや日常の食用になるものまで様々なものがあります。食用に利用しているサンショウ、ヤマイモ、シソなどの他に、観賞用としても人気のあるシャクヤク、ボタンなども漢方処方に配合される大切な薬用植物です。 一方、毒草として知られるトリカブト、ジギタリスは正しく使用すれば薬用植物として大切なものです。身の回りにある植物は、様々な顔を持っていますが、安易な自己判断で「くすり」として使用することは止めましょう。

 本学の薬用植物園と標本館は、自然環境に恵まれた桂岡キャンパスに設置しております。薬用植物園は、野生を生かした自然園とともに標本園として薬剤師教育に活用しております。また、実験圃場として研究にも利用されています。標本館には教育標本が展示されています。

生薬とは

生薬とは、植物の根や茎、葉などの有用部分を乾燥させたものや動物由来のものからつくられ、厚生労働省から認められている薬です。身近なショウガ、シナモンも生薬として用いられています。生薬の特徴的な色やにおいの成分が薬としてはたらく成分であることが多いです。生薬と漢方薬は同じものではなく、簡単に表現すると生薬を2種類以上組み合わせた薬が漢方薬と呼ばれるものです。

生薬WEB図鑑

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カッコン

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カンゾウ

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シコン

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シャクヤク

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トウキ

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