ブックタイトル北海道科学大学 建築学科作品集 2018
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北海道科学大学 建築学科作品集 2018
3北海道科学大学建築学科卒業設計最優秀案下村貰日本建築学会北海道支部卒業設計優秀作品金賞JIA北海道支部学生卒業設計コンクール金賞建築学生同盟北海道組卒業設計合同講評会三等賞『刻の縫目』白戸採希-作品コンセプ卜私の出身地である北海道函館市の「函館山」は夜景が有名な観光名所として知られている。しかし、現在の函館山は夜景を見るためのただの高台として扱われており、そとにある豊かな自然は、ないがしろにされている。また、その自然は1899年から47年聞に渡り一般の立ち入りを禁止していた為育まれた。それは、日露戦争に備え「要塞」を建設していた為である。しかし、現在の要塞跡は、駐車場の下敷きにされるなど隠蔽されつつある。そとで本案では「函館山」の歴史を解き放ち「過去と未来を繋ぐ」点在型のミュージ、アムを提案する。「疑念の地」要塞の歴史について展示。訪れる人が少なく、要塞の保存状態が番良い場所である。再認誠し事象と対面する地。展望+得物+ホウイ工4. r岡想の地」要塞での生活について展示。周囲が崖となっており、広範囲に渡り見晴らしが良い。また、主1;:観測所として機能していた場所であリ広大な景色と共に当時の様子を回想する地。展望+博物3. r考察の地」要塞の機能について展示。全要塞の真ん中に位置しており、各要塞を最も容易に訪れる事ができる。学術を含む場所として考察する地。函館山には不明な要塞跡があり、時間をかけて全貌を明らかにして行く必要がある。展望+博物+研究叶果菅1. I疑念の地」2. I認識の地」Om 100m 300m 500m ~om ~3. I考察の地」4. I岡想の地」5. I真偽の地」2. r認識の地」戦争のあらましについて展示。との土地最大の要塞跡があリ、最も良い眺望も持っているが一番酷い扱いを受けている。全ての始まりの地。展望+得物6. r祈念の地」要塞の今後について展示。岬1;:配置しており全要塞の末端である。今まで訪れた全てを振り返り感謝する地。展望+博物+巡礼5. r真偽の地」要塞の現状について展示。戦闘司令室があり要塞の中枢を担っていた場所である。しかし、この場所も建物の基礎にされるなど、酷い扱いを受けている。函館山の真偽と向き合い、芸術と共1;:思いを表現する地。展望+博物+創作+島示6. I祈念の地」4