ブックタイトル北海道科学大学 建築学科作品集 2015

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概要

北海道科学大学 建築学科作品集 2015

5 6放置された森林や里山。衰退する林業。森と人との境界は広がりつつある中、近年になり違った角度から森との関わりを持とうとする活動がある。それは森林療法という森を使った医療的保養であり、現在日本全国で活動可能な基地が増えてきている。この森林療法が乖離しつつある人と森をつなぐ新たなプログラムとなりうるのではないかと考える。そこで私は、森の秘める、人を癒す力を建築を介して人に伝わるものを提案する。手法として、森が持つ人を癒す効果/特性を建築形に投影し、地方都市における新たな森のマネジメントの手法として森林療法を組み込んだプログラムを構築した。敷地は森林セラピー認定基地があり活動が行われている北海道の津別町ノンノの森とした。これまで顧みられなかった森林環境が健康づくり・福祉活動の一環として再生する可能性や荒廃した日本の森林環境の改善の拠点となることを願い設計を行いました。この建築は森と人の新たな共存共栄の形となります。森と人との境界は広がり、人々は森の持つ魅力を忘れつつある。それは都市部だけでなく、森との距離が近い地方部でも同じことが言える。しかし近年になり、森を使った医療的保養である森林療法が見直され、全国で活動可能な基地が増えてきている。この森林療法が乖離しつつある人と森を繋ぐ新たなプログラムとなりうると考えた。そこで私は、森が持つ人を癒す効果/特性を建築形に投影し、新たな森のマネジメントの手法として森林療法のプログラムを組み込む。JIA日本建築家協会全国学生卒業設計コンクール2015金賞全国1位JIA日本建築家協会北海道支部学生卒業設計コンクール2015金賞日本建築学会卒業設計優秀コンクール出展作品卒業設計 『杜の医』山田 竜平●作品コンセプトDESIGNWORKS2015