道産衛星HIT-SATとは?

HIT-SATは北海道内の衛星開発に興味のある大学関係者及び一般の技術者の集団である 「北海道キューブサット開発チーム」が開発したキューブサットクラスのアマチュア衛星です。 2006年9月23日にJAXA(宇宙航空研究開発機構)のM-Vロケット7号機で太陽観測衛星「SOLAR-B」の サブペイロードとして地球周回軌道上への打上げに成功しました。HIT-SATに搭載しているアマチュア無線局は、 アマチュア無線の社団局「北海道キューブサット開発アマチュア無線クラブ」が北海道工業大学内に設置した地上局により追跡管制運用しています。

電源系

電源系は,衛星の 6 面に配置された太陽電池パネル,初期姿勢捕捉時に利用する 1 次電池及び, 2 次電池,電源系制御用 H8/3048F からなる ( 図 3) .

初期姿勢捕捉用 1 次電池 ( リチウムイオン ) の容量は, 23[Wh] であり,理想状態の初期捕捉で消費される電気容量の約 1.5 倍の容量である.定常運用時における日照時の発生電力は, 1.45[W] である. 2 次電池 ( リチウムイオン ) の充放電効率 0.7 , DC-DC コンバータの効率 0.85 を実現することで,定常運用時の消費電力 0.50[W] の電力を確保する.また,各サブシステムへの供給電圧は, 5V , 5.5V の 2 種である. 5V は通常のデジタル機器の電源電圧に供給する。一方 , アナログ回路である各センサの電源電圧には ,5.5V をレギュレータにより 5V に変換して供給する.これは , センサに対する電源ノイズを軽減して , 測定精度を高めるためである.

図 3  電源系概念図

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