講演者:齋藤 公男(日本大学名誉教授)
本学客員教授である齋藤先生の講演会が行われました。
講演会では、構造デザインについてアーキニアリングデザイン展の話を交えながら力学が造りだす建築デザインについてお話しいただきました。デザインとは、技術と芸術とつなぐものであり、技術と芸術の融合・誘発・統合であることや想像力と実現力が建築を支えていることを話されました。様々な建築物を例に挙げながら、イメージとテクノロジーの双方から発展した建築物や、様々な素材と工法の中で、その建築物は何が支配的になっているのかを話されました。
また、3.11からのメッセージを受けて、これまで、いま、これからの建築について実際のレトロフィットや、AND展などを例に話されました。この講演会から学部生が構造に関心を持ってくれることを期待しています。
文責:修士課程2年 渡部
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