講演者:福島 明(北海道立総合研究機構 建築研究本部 企画調整部長)
福島氏は、寒地研究所時代から30年以上にわたって、研究者として北海道の気候風土に適した住宅工法の研究開発に、また行政の立場として、北方型住宅の普及啓発や基準や補助制度の制定に対して第一線で活躍されています。
今回の講演では、昭和20年代の下見板張の木造住宅から近年の「北方型住宅ECO」に至る北海道の住まいづくりのあゆみ、社会ストックとしての住宅の考え方、諸外国の住宅やエネルギーに関する意識や行動、室内環境と居住者の健康、北海道の住宅におけるエネルギー消費の実態と地球温暖化対策、北方型住宅が今後目指していく方向など幅広いテーマを環境工学を学び始めた2年生にも理解しやすく平易に語られました。
文責:魚住 准教授
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